お中元の贈り物

お中元は7月の初めから15日くらいの時期に、お世話になった人に対して贈り物をする習慣です。その由来は中国の道教に由来する年中行事であり、太陰暦の1月15日を「上元」、7月 15日を「中元」、10月15日を「下元」とした祭のうち、「中元」だけが日本における仏教のお盆の時期と結びついて残ったものと言われています。

中国における「中元」の時期は農作物の収穫後にあたり、作物の収穫に感謝する祖霊祭の性質を持ちます。人々は節目の日まで無事過ごせた事を祝い、先祖の霊にお供え物をして、内輪にも米などの食物を贈ります。対して日本における「お盆」は先祖供養として、先祖の霊を祀るために親族が集まりお供え物をして、そのお下がりを持ち帰ります。この似通った性質を持つ文化・風習が混じり合い今日の「お中元」という行事になったのです。

お中元を贈る時期はちょうど夏の暑さが本格的に始まる時期です。古来より夏バテにはうなぎを食べると良いと言われていますので、これからさらに厳しくなる暑さに備えてうなぎを贈ることはとても気が利いた、粋な計らいと言えるでしょう。日本の夏にうなぎは欠かせません。きっと喜んでいただけることでしょう。

贈り物としてもご利用頂けるように、「熨斗（のし）」をお付けするサービスを承っております。 カート上で決済手続きをする際に、出荷用オプションとして「のし（熨斗）」を選択してください。（別途料金110円）
また、その際には備考欄に希望する「表書き」と「名入れ」の表記もお忘れなくご記載いただきますようお願いします。

用途に適した表書きの表記が分からない場合には、備考欄に「贈り物の用途」を記載してください。確認後こちらから最適な表記をご提案させていただきます。
例） お中元、お歳暮など…

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